ベビー・ホテル(読み)ベビーホテル

百科事典マイペディア 「ベビー・ホテル」の意味・わかりやすい解説

ベビー・ホテル

私設の乳幼児保育用の施設。1975年前後から相次いで作られた。夜間保育,宿泊保育,一時預り等,種々の営業形態があり,保育定員は10〜20人が多いが,中には100人を超えるものもある。無認可の保育所である点が問題とされ,1981年児童福祉法を一部改正し,行政による立入り調査や業務停止命令が行えるようになった。その後ベビーホテル協会が発足し,安心して預けられる施設にする努力がなされている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報