日本大百科全書(ニッポニカ) 「プロパノール」の意味・わかりやすい解説 プロパノールぷろぱのーるpropanol 炭素数3個の脂肪族飽和アルコールの一つ。プロピルアルコールpropyl alcoholともいう。次の2種の異性体がある。いずれも室温で特有のにおいの液体で、水と任意の割合で混ざり合う。引火性の化合物で、室内における濃度には許容限界が定められている。1-プロパノール(n-プロピルアルコール) 主として溶剤として用いられる。2-プロパノール(イソプロピルアルコール) プロピレンに水を付加させて製造される。アセトンやグリセリンの製造原料として、また溶剤として使用される。[徳丸克己][補完資料] | プロパノール(データノート) 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内のプロパノールの言及 【プロピルアルコール】より …炭素数3個の脂肪族飽和アルコール(一般式C3H7OH)で,プロパノールpropanolともいう。以下に記す2種の異性体がある。… ※「プロパノール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」