ブルータス(英語表記)Brutus, Dennis

デジタル大辞泉 「ブルータス」の意味・読み・例文・類語

ブルータス(Brutus)

ブルートゥスの英語名。

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精選版 日本国語大辞典 「ブルータス」の意味・読み・例文・類語

ブルータス

(Brutus) 「ブルートゥス」の英語名。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブルータス」の意味・わかりやすい解説

ブルータス
Brutus, Dennis

[生]1924.11.28. 南ローデシアソールズベリ
[没]2009.12.26. 南アフリカ共和国,ケープタウン
南アフリカ共和国の作家,詩人。フルネーム Dennis Vincent Brutus。南アフリカ人を両親に南ローデシア(→ジンバブエ)に生まれ,幼少期に南アフリカ連邦へ移った。英語で執筆する代表的な詩人。アパルトヘイト下の人種区分はカラード。1947年,フォートヘア大学卒業後に教師となり,14年間英語とアフリカーンス語を教えた。この間アパルトヘイト反対運動,特にスポーツでの人種差別反対闘争を指導して 1962年高等学校を解雇され,1963年に逮捕されてロブン島の政治犯収容所に送られた。1965年釈放。1966年国外追放となりイギリスに亡命。その後アメリカ合衆国に落ち着き,反アパルトヘイト活動を継続。とりわけ南アフリカ共和国をオリンピック競技大会から排斥する運動で知られた。デンバー大学などを経て,1971年からノースウェスタン大学アフリカ文学教授。テキサス大学やピッツバーグ大学でも教えた。作品はおもに人種差別を主題にし,広く人間世界全体にみられる残虐性のなかにも残された良心を見出そうと訴えている。第1詩集警笛,げんこつ,鉄靴』Sirens,Knuckles and Boots(1963)は収容中にナイジェリアのムバリ出版局から出された。『マーサへの手紙』Letters to Martha and Other Poems from a South African Prison(1968),『会釈非難』Salutes and Censures(1982)など多数の詩集がある。作品の多くが発禁処分を受けていたが,1990年に禁を解かれた。日本の俳句にも関心が深く,英語による俳句ともいうべき短詩も多い。(→アフリカ文学南アフリカ文学

ブルータス

ブルーツス」のページをご覧ください。

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百科事典マイペディア 「ブルータス」の意味・わかりやすい解説

ブルータス

ブルトゥス

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブルータス」の意味・わかりやすい解説

ブルータス
ぶるーたす

ブルートゥス

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「ブルータス」の解説

ブルータス

ブルトゥス

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世界大百科事典(旧版)内のブルータスの言及

【ポパイ】より

…すぐに漫画の主人公となり,33年にはフライシャーMax Fleischer(フライシャー兄弟)によって短編アニメ映画のシリーズとなる。ホウレンソウを食べると怪力を得るのはこのアニメ版で強調され,恋人のオリーブOlive Oylのために恋敵のブルートBluto(ブルータスBlutusと呼ばれる場合もある)と戦う。幼いころ父親に生き別れた孤児で,独立独行,唯我独尊のポパイ哲学は〈I am what I am and that’s all that I am.(おれはおれで,だからおれなんだ)〉に表現されている。…

※「ブルータス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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