旺文社世界史事典 三訂版 の解説
フリードリヒ(2世・神聖ローマ)
Friedrich Ⅱ
シュタウフェン朝の神聖ローマ皇帝(在位1215〜50)。ナポリ−シチリア王としてはフリードリヒ1世(在位1197〜1250)
数か国語をあやつり,先進のイスラーム文明にも通じた国際人。教皇より破門をもって強要されて,第5回十字軍に参加。1225年に婚姻によりイェルサレム王となった。ドイツ国内の問題については関心が薄く,ドイツ分裂の原因をつくった。
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