百科事典マイペディア 「フォルム・ロマヌム」の意味・わかりやすい解説 フォルム・ロマヌム ローマのカピトリヌス,パラティヌス,クイリナリス,エスクイリヌスの四つの丘に囲まれた低地に設けられたフォルム。イタリア語ではフォロ・ロマーノForo Romano。周囲には神殿その他各種の公共建築が建てられた。王政時代に市場として用いられ,共和政時代から公民会場として政治,宗教の中心となった。中世に荒廃。19世紀以後発掘され,現在は円柱や神殿,バシリカの跡がところどころに残る。→関連項目ローマ(都市) 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報