ファミリーマート[株](読み)ファミリーマート

百科事典マイペディア 「ファミリーマート[株]」の意味・わかりやすい解説

ファミリーマート[株]【ファミリーマート】

コンビニエンス・ストア業界上位の小売企業。1981年西友ストアーから独立してファミリーマートとして設立。設立時はスーパー的発想が抜けずに商品政策面で苦労するが,フランチャイズ加盟店オーナーの〈暖簾〉を尊重するなど独自の地域密着型システムを構築して急成長した。1985年にエリアフランチャイズ方式を採用。韓国,台湾,タイなど海外FC展開にも積極的。セゾングループ業績不振による株の放出で,1998年伊藤忠グループとなる。アジア進出も積極的に行い,2000年には台湾で,2002年には韓国で1000店舗完成。2004年には米国法人FAMIMA CORPORATIONを設立。2015年にはユニーグループ・ホールディングス株式会社と経営統合を発表。2016年9月に合併予定。本社東京。国内外店舗数2万3622(2014年2月末。フランチャイズ含む)。2014年資本金166億円,2014年2月期営業収入3456億円。営業収益構成(%)は,コンビニエンスストア98,その他2。海外売上比率14%。→ユニー

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android