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小さな孔を通して光を暗箱の中に導き入れると,暗箱の底に外界の物体の倒立した像が生ずる。これがピンホールカメラの原理であり,レンズが導入される以前のカメラ・オブスキュラはまさにピンホールカメラであった。ピンホールカメラの像は投影された小孔の集合だから,孔径が小さくなるほど鮮鋭になると考えられがちだが,実際には光の波動性に基づく回折現象で,孔径があまり小さくなり過ぎてもやはり鮮鋭度は損なわれる。最良のピンホール半径は光の波長λとピンホールから像面までの距離dの積の平方根よりわずかに小さな値である。例えばピンホールから像面まで100mm,光の波長0.55μmとすれば,最適ピンホール径は約0.2mmとなる。
執筆者:小倉 磐夫
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