ピエール ラロック(英語表記)Pierre Laroque

20世紀西洋人名事典 「ピエール ラロック」の解説

ピエール ラロック
Pierre Laroque


1907.11.2 -
フランス社会保障専門家。
元・参事院社会部部長,元・パリ大学付属政治研究所教授,元・国立行政学院教授。
パリ生まれ。
政治学専門学校から、1930年参事院に入り、’44〜51年労働省社会保障長官、’45年「フランス社会保障計画」の策定主導を経て、’51年再び参事院へ復帰国連ILOなどの社会保障部門に参画した後、’52年「社会保障の最低基準に関するILO第102号条約」の制定、’84年ILOの「報告書―21世紀に向けての社会保障の展開」の作成に貢献する。’64〜77年には参事院社会部部長を兼任した他、数多くの著書論文を発表。社会保障の「自主管理」や給付の「個別性」を重視した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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