改訂新版 世界大百科事典 「ピアーズ」の意味・わかりやすい解説
ピアーズ
Peter Pears
生没年:1910-86
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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イギリスのテノール歌手。ロンドンの王立音楽院で学び、まず合唱団員として活動。1936年に作曲家ブリテンと知り合い、翌年以後彼の伴奏でしばしば演奏会を行う。42年ロンドンでオペラ歌手としてデビュー。45年にブリテンのオペラ『ピーター・グライムズ』の初演で一躍有名となり、翌年ブリテンのイギリス・オペラ・グループに参加した。それ以後ブリテンのもっとも優れた解釈者として、彼の声楽作品のほとんどで中心的役割を果たした。78年ナイトに叙位。
[美山良夫]
…R.シュトラウスの《エレクトラ》は,初演時に,エレクトラに予定された女性歌手が,その役がらの困難さのために出演を放棄するというスキャンダルを生んだ。他方,イギリスの20世紀のオペラを代表するブリテンは,名テノールのP.ピアーズを主役とし,彼の助言のもとに傑作を残した。ピアーズなしにはブリテンのオペラは成立しなかったであろうと言われるのも,そのためである。…
※「ピアーズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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