ビーダーマイヤー文化(読み)ビーダーマイヤーぶんか(英語表記)Biedermeier

翻訳|Biedermeier

旺文社世界史事典 三訂版 「ビーダーマイヤー文化」の解説

ビーダーマイヤー文化
ビーダーマイヤーぶんか
Biedermeier

1814年のウィーン会議から48年の三月革命までのドイツ人生活・文化・芸術の特徴
語義は「愚直な人」を意味するドイツ語で,ルートヴィヒアイヒロットの詩の中の実直で視野の狭い主人公の名に由来する。ウィーン体制下のドイツ小市民の,簡素で情緒豊かな気分を表すが,俗物的な態度への蔑視の意味を含むこともある。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android