日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 バートン(Robert Burton)ばーとんRobert Burton(1577―1640) イギリスの神学者。『躁鬱(そううつ)の解剖』の著者として知られる。オックスフォード大学卒業後、同大学の神学科研究員となり、二つの教会の牧師を兼ねる。彼は自らいうように「扶養すべき良妻健児もなければ悪妻豚児もなく」「地図の上でなければ」旅をしたこともない単調な独身生活を送り、書籍のみが一生の伴侶(はんりょ)で、蔵書は死後、母校のボドリアン図書館に寄贈された。[斎藤美洲][参照項目] | 躁鬱の解剖 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例