バハリーヤ・オアシス(英語表記)Al-Wāhāt al-Bahrīyah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バハリーヤ・オアシス」の意味・わかりやすい解説

バハリーヤ・オアシス
Al-Wāhāt al-Bahrīyah

エジプト中北部,ガルビーヤ砂漠にあるオアシス。長さ約 100km,幅約 40kmの盆地の中,カイロ南西約 300kmにあり,周囲を丘に囲まれる。耕地は狭いが,ナツメヤシオリーブ小麦イネアンズオレンジブドウなどが栽培される。鉄鉱石も重要。カイロ,ファラーフラ・オアシス,ナイル川渓谷などと隊商路で結ばれる。最大の集落バウィーティの東方に空港がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android