百科事典マイペディア 「バインダー(農業)」の意味・わかりやすい解説 バインダー(農業)【バインダー】 刈取結束機とも。イネを刈り取り束ねる機械。ガソリン機関により自走する。米国では19世紀中期に牛や馬に牽引させる大型バインダーが発明され,コンバインが登場する1930年代まで用いられた。日本では1950年代に小型のものが開発され今日に至っている。作物を引き起こし,次にバリカン様の刃で刈り取り,それを1ヵ所に送って紐(ひも)で束ね地上に放出する。バインダーで刈り取る場合は田植時に機械に合わせた条間にし,倒伏の少ない短稈(かん)種を栽培する。湿田では使用困難。→関連項目マコーミック 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報