ハウダ(英語表記)Gouda

翻訳|Gouda

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハウダ」の意味・わかりやすい解説

ハウダ
Gouda

オランダ西部,ゾイトホラント州の都市。ロッテルダムユトレヒトのほぼ中間,ハウエ川とアイセル川,およびいくつかの運河の合流点に位置し,「オランダの心臓」とも呼ばれている。 1272年に都市権を得た古い都市で,中世の麻布地取引の中心地の一つ。 17~18世紀には喫煙用のクレーパイプの産地として知られた。現在はろうそく製造を中心に陶器亜麻布,チーズの生産が盛ん。特に,毎週のチーズ市で取引されるゴーダチーズは世界的に有名 (ゴーダは Goudaの英語読み) 。ゴシック建築の市庁舎 (1449) ,聖ヤン教会 (1552再建) ,重量検定所 (1668) など歴史的建築物がある。人口6万 7416 (1992推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「ハウダ」の意味・わかりやすい解説

ハウダ

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のハウダの言及

【ゴーダ】より

…オランダ南西部,南ホラント州の都市。オランダ語読みはハウダ。ゴーダ・チーズで知られる。…

※「ハウダ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android