ドイツ社会学会(読み)ドイツしゃかいがっかい(英語表記)Deutsche Gesellschaft für Soziologie

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドイツ社会学会」の意味・わかりやすい解説

ドイツ社会学会
ドイツしゃかいがっかい
Deutsche Gesellschaft für Soziologie

1909年に創立されたドイツ社会学会。ドイツでは社会学の統一的学会として M.アドラーを中心に,すでに 07年ウィーン社会学会が創立されていた。ドイツ社会学会の第1回大会は,10年フランクフルトアムマインで開催された。その後ドイツ社会学世界主流を占めるにいたり,同学会からは多くのすぐれた社会学者を輩出した。しかし 33年ナチス政権樹立により著しく衰退した。第2次世界大戦後の 46年,アメリカから帰国した L.ウィーゼらを中心に同学会は再建された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android