ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ツルシギ」の意味・わかりやすい解説
ツルシギ
Tringa erythropus; spotted redshank
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鳥綱チドリ目シギ科の鳥。ユーラシアの北部で繁殖し、冬は南方へ渡る。日本にはおもに旅鳥として渡来するが、まれに越冬の記録もある。全長約33センチメートル、嘴(くちばし)は細くて長く、足も長くて赤い。冬羽は上面が灰褐色で下面は白いが、夏羽では全体が煤(すす)けたような黒色になり、上面に白い斑紋(はんもん)ができる。日本に渡るシギの仲間では、春になるといちばん早く渡来し、2月下旬には姿をみせる。水田、干潟、入り江などの浅水中を活発に歩いて、貝やカニなど動物質の餌(えさ)をあさる。春に渡来する数は多いが、秋には少ない。チュイッと鋭く鳴く。
[高野伸二]
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
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