ダイヤモンド・ヘッド(読み)だいやもんどへっど(英語表記)Diamond Head

翻訳|Diamond Head

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ダイヤモンド・ヘッド」の意味・わかりやすい解説

ダイヤモンド・ヘッド
だいやもんどへっど
Diamond Head

ハワイのオアフ島南東岸にある典型的な臼(きゅう)状火山(ホマーテHomate、ドイツ語)。標高228メートル。大きな火口をもつ円錐(えんすい)形の噴石丘で、底面積に比べて高度が低い。約15万年前に水蒸気爆発で形成された。観光地ホノルルシンボルで、ワイキキ浜に隣接し、同浜やホノルルに出入りする船や飛行機からもよく望見されるが、アメリカ陸軍の要塞(ようさい)となっており、一般人は立入禁止。しかし、平日の日中は火口に立ち入ることができる。なお山名方解石結晶を産することによる。

諏訪 彰]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ダイヤモンド・ヘッド」の意味・わかりやすい解説

ダイヤモンド・ヘッド

米国ハワイ州,オアフ島の死火山。標高232m。ホノルルの東方位置,噴火口内に病院がある。太平洋に突出する岬をなし,観光地として知られる。
→関連項目ココ・クレーターホノルルワイキキ

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