ゾマホン・ルフィン(英語表記)Zomahoun Rufin

現代外国人名録2016 「ゾマホン・ルフィン」の解説

ゾマホン・ルフィン
Zomahoun Rufin

職業・肩書
駐日ベナン大使,ベナン大統領特別顧問

国籍
ベナン

生年月日
1964年6月15日

出生地
ダッサズーメ県

本名
ゾマホン・ドスー・シール・ルフィン〈Zomahoun Dossou Cyr Rufin〉

学歴
ベナン国立大学言語・アフリカ文化学部〔1987年〕卒,北京外語文化大学大学院〔1993年〕修士課程修了,上智大学大学院社会学専攻博士課程

受賞
世界最優秀青年賞〔2001年〕,ベナン国民栄誉章〔2002年〕

経歴
子供の頃から日本、特に漢字に興味を持つ。ベナン国立大学卒業後、1987年国費で中国の北京外語文化大学に留学し、中国語の修士号を取得。’93年9月〜’94年3月在北京ルアンダ大使館に中国語・フランス語・英語の通訳として勤務。’94年来日して、日本語学校で学んだのち、’96年上智大学大学院に研究生として入学、博士課程で社会学を学ぶ。この間、’98年までイエズス会中国センター・センター長のアシスタントを務める。同年ビートたけし司会によるTBS系のバラエティ番組「ここがヘンだよ日本人」にレギュラー出演すると、鮮やかな民族衣装とパワフルなしゃべりで、一躍人気者に。以後ゾマホンの名前でテレビタレントとして活動。一方、来日後、母国小学校学用品を贈り続け、’99年には学校建設を目標に、自らの半生などを綴った本「ゾマホンのほん」を出版。2000年には、たけしの名を冠した“たけし小学校”を開校。その後も自費で次々と学校を設立し、2002年IFE財団を設立(ベナン政府公認)、代表を務める。同年ベナン国民栄誉賞を受賞。2004年ベナン大統領特別顧問に就任し、2006年再任。以来、日本とベナンを行き来しながら活動。2011年12月駐日大使に就任。他の著書に「ゾマホン、大いに泣く」がある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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