スヘプマン(英語表記)Schaepman, Hermanus Johannes Aloysius Maria

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スヘプマン」の意味・わかりやすい解説

スヘプマン
Schaepman, Hermanus Johannes Aloysius Maria

[生]1844.3.24. チュベルフ
[没]1903.1.21. ローマ
オランダの政治家。カトリック司祭。 1867年司祭に叙階,神学校で数年間教えたのち,カトリック系新聞の編集長となった。カトリック教徒の政治クラブを創設したが,教徒の反対で 1905年まで真の意味での政党には成長しなかった。 1880年下院に選出され,88年カルバン派の反革命党との画期的な連立内閣成立に成功,公立学校同様,教派学校にも国庫からの助成金を支出させた。 1901年以降の A.コイペル連立内閣にも参加した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android