ジョ・カプジェ(読み)趙 甲済(英語表記)Chou Kap-che

現代外国人名録2016 「ジョ・カプジェ」の解説

ジョ・カプジェ
趙 甲済
Chou Kap-che

職業・肩書
ジャーナリスト,ノンフィクションライター 「月刊朝鮮」編集長

国籍
韓国

生年月日
1945年

出生地
朝鮮・慶尚北道青松(韓国)

学歴
釜山水産大学2年修了

受賞
韓国記者賞(第7回)〔1974年〕「重金属汚染の追跡報道」,アジア太平洋賞特別賞(第4回)〔1992年〕「朴正煕

経歴
釜山水産大学2年修了後、軍に入隊。1971年釜山の「国際新聞」に入社。’74年重金属汚染、’79年釜馬の民衆蜂起、’80年光州事件を現場取材。その後、月刊誌「マダン(広場)」編集長を経て、’83年朝鮮日報社に入社、「月刊朝鮮」編集部配属。同誌編集長を務めながら、衝撃的なルポを次々と発表。’89年大韓航空機事件の金賢姫への単独インタビューを行う。’91年北朝鮮の核脅威を訴えた論文「北朝鮮『核施設』爆撃計画」を発表、全世界に大きな波紋を巻き起こす。主な著書に「死刑囚・呉輝雄のはなし」「韓国を震撼させた11日間」「12.12事件―鄭昇和は語る」「若い巨人の肖像」「金賢姫は告白する―大韓機爆破500日後の胸の内」「軍部!語られざる韓国の暗部」「韓国のニューリーダー」「国家安全企画部」「シャブ!」「朴正煕―韓国近代革命家の実像」など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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