シュワーツ(英語表記)Schwaz

デジタル大辞泉 「シュワーツ」の意味・読み・例文・類語

シュワーツ(Schwaz)

オーストリアチロル州都市中世に銀の産出発展。当時、ヨーロッパ最大の産出量を誇った。銀の採掘で繁栄したフッガー家による館や教会がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュワーツ」の意味・わかりやすい解説

シュワーツ
Schwaz

オーストリア西部,チロル州の小都市。インスブルック北東約 30km,イン川右岸にあり,930年頃歴史に現れた。 1333年市場町となり,15世紀には,先史時代から掘っている銀,銅の鉱山最盛期を迎え,パウムガルトナー家やフッガー家による鉱山経営が行われた。壮大な教区聖堂 (15~16世紀) や修道院 (1507) ,多数の民家が,1809年の大火にもかかわらず残存工業では研磨剤,たばこ,衣料品などの生産が行われる。人口約1万。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android