シェトランドシープドッグ(読み)しぇとらんどしーぷどっぐ(英語表記)Shetland sheepdog

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

シェトランドシープドッグ
しぇとらんどしーぷどっぐ
Shetland sheepdog

哺乳(ほにゅう)綱食肉目イヌ科の動物。家畜イヌの1品種で、スコットランドの北北東にあるシェトランド諸島原産の小形牧羊犬コリーを小形化したようなタイプの犬種である。厳しい生活環境のもとに育成されてきたため、体質は強健で、動作は軽快、訓練性能もよい。日本でも家庭犬、ショードッグとして人気がある。被毛は、長くて粗い上毛と、短くて柔らかい下毛のダブルコートで、頸(くび)の周り、前肢の後ろ側、腿(たい)部、尾などに飾り毛がある。毛色はセーブルと白、トライカラー、ブルーマールなどである。耳は先端が前方に折れる半直立。体高は33~41センチメートル。

増井光子


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉 の解説

シェトランド‐シープドッグ(Shetland sheepdog)

英国シェトランド諸島原産の牧羊犬。コリーに似ているがはるかに小形。性質はおとなしく活発で、よく訓練することができる。体高30~40センチ。シェルティー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

破壊措置命令

弾道ミサイルなどが日本に飛来・落下する恐れのある場合に、それを破壊するよう防衛大臣が自衛隊に命じること。弾道ミサイル破壊措置命令。[補説]原則として内閣総理大臣の承認を得た上で行われるが、事態の急変な...

破壊措置命令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android