デジタル大辞泉
「サンプラー」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
サンプラー
sampler
服飾用語。広義にはすべてのニードルワーク (裁縫,編物,刺繍,レース,アプリケ,ブレーディングなど) の見本作品,狭義には特に刺繍の場合をさし,今日では後者の意味に用いる場合が多い。多種類の刺繍図案やステッチを繍取った方形の布である。 16世紀イギリスで,初心者にステッチを教えたり,伝統的な図案やステッチを記録するためにつくられたのが起源と考えられる。その後,単に見本としてだけでなく,それ自体の作品価値が認められて数多く保存されている。なかでもロンドンのビクトリア・アンド・アルバート美術館の繊維品部門,サンプラー室は世界的に名高い。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報