サンチアゴ・デ・コンポステラの巡礼路(読み)サンチアゴデコンポステラのじゅんれいろ

百科事典マイペディア の解説

サンチアゴ・デ・コンポステラの巡礼路【サンチアゴデコンポステラのじゅんれいろ】

スペインの北西端に位置するサンチアゴ・デ・コンポステラは,12使徒の一人ヤコブの墓があるとされるキリスト教三大巡礼地の一つで,中世以降多くの巡礼者がヨーロッパ各地からピレネー山脈を越えて,スペイン北部のプエンテ・ラ・レイナ,ブルゴスレオンなどを通ってこの地を訪れた。この巡礼路には当時の教会修道院や救護院の跡などが数多く残っている。1993年世界文化遺産に登録。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android