デジタル大辞泉
「コーヒーの木」の意味・読み・例文・類語
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コーヒー‐の‐き【コーヒーの木】
〘名〙 アカネ科の常緑低木。
エチオピアおよびモザンビーク原産で、
ブラジルをはじめ世界の
熱帯で広く栽培されている。幹は高さ四~六メートル、
樹皮は
灰白色を帯びる。枝は水平に広がり、
先端はやや垂れ下がる。葉は短柄のある長楕円形で対生し、長さ七~一五センチメートルになる。
葉腋(ようえき)に先が五深裂した
白色で
芳香のある花を三~七個つける。果実は紅紫色に熟し、内部に長径一センチメートルで半球形の種子を二個収める。果実を乾燥または発酵させて取り出した種子をコーヒー豆と呼ぶ。コーヒー豆の九〇パーセントは本種である。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報