…哺乳類の中では他に例を見ない独特の産子様式である。 もっともふつうに見られるココノオビアルマジロDasypus novemcinctus(イラスト)は体長40cmで,暑い夏の間は夜間,涼しい日には日中も巣穴から出て,方向を絶えず変える独特の歩き方で,地面近くに鼻を保ちながら地上を時速1km程度のスピードで動き回って食物を探す。呼吸による酸素の消費がきわめて少なく,活動中でも最長6分もの間息をとめることができるといわれる。…
※「ココノオビアルマジロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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