普及版 字通 の解説
8画
[字訓] とめる・ふせぐ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(巨)(きょ)。は把手のある矩(さしがね)の形。接触を防ぐために組んだ木の形に近く、拒ぐ意がある。〔説文〕二上に「止むるなり」とあり、拒止の意。〔説文〕に(拒)を収めず、がその字義にあたる。また(距)字条二下に「なり」とあり、距離の意にも用いる。
[訓義]
1. とめる、ふせぐ。
2. たがう、もとる。
3. 距と通じ、へだてる。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 タガフ・イタル
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報