キャンプ・シュワブ(読み)きやんぷ・しゆわぶ

日本歴史地名大系 「キャンプ・シュワブ」の解説

キャンプ・シュワブ
きやんぷ・しゆわぶ

[現在地名]名護市豊原・辺野古・久志・許田・数久田・世富慶、宜野座村松田

米軍海兵隊の訓練場および基地。二〇〇一年(平成一三年)三月現在、面積は二〇・六二七平方キロ、地主数は五〇一人で年間賃借料二二億円、駐留軍従業員は一六四人。沖縄島北部の名護市と宜野座ぎのざ村にまたがり、南西金武きん町などに広がるキャンプ・ハンセンに接する。名護市の久志くし岳を中心とする山岳森林地区からなるシュワブ訓練地区と、辺野古へのこの国道三二九号から辺野古崎にかけての海岸地域のキャンプ地区からなる。米軍側では、国頭くにがみ村・ひがし村にまたがる北部ほくぶ訓練場に対し、当施設とキャンプ・ハンセンの演習地区を中部ちゆうぶ演習場と総称している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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