カーネル

デジタル大辞泉 「カーネル」の意味・読み・例文・類語

カーネル(kernel)

果実などの核。
麦やトウモロコシなどの粒。「コーンカーネル
コンピューターオペレーティングシステムの基本機能を実行するソフトウエア。オペレーティングシステムの中核的な役割を担う。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「カーネル」の解説

カーネル

OSの核となる部分。コンピューターを動作させるための基幹となるサービスを提供する。たとえば、複数プロセスを同時に実行するためのスケジュール管理メモリー管理、入出力デバイスへのアクセス管理など、ソフトウェアハードウェアがやり取りするための基本的な機能を処理する。カーネルの機能は、OSによって異なるが、従来よりもカーネルの持つ機能を少なくして、用途に応じて拡張しやすいように設計されたものをマイクロカーネルという。UNIX系のOSでは、カーネルを直接操作することはできず、ユーザーは、シェル(殻)というプログラムを通してカーネルへアクセスする。

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IT用語がわかる辞典 「カーネル」の解説

カーネル【kernel】

コンピューターのオペレーティングシステムの中核部分として、基本的な機能を提供するプログラム。メモリーの管理やプロセス制御などの役割を担う。

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パソコンで困ったときに開く本 「カーネル」の解説

カーネル

OSの核となるプログラムのことです。他のプログラムの動作やメモリー使用の管理を行い、マルチタスクの制御も行います。カーネルを中心に、ドライバやサービスなど多くのプログラムが協調動作することで、ひとつのOSが形作られます。ドライバやサービスは個別に入れ替えたり、停止したりできますが、カーネルの停止はOSの停止を意味します。ハングアップ時も、表示がストップしているだけで、カーネルは動いていることが多いです。
⇨OS、サービス、マルチタスク

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ホームページ制作用語集 「カーネル」の解説

カーネル

システムのリソースを管理し中核的役割を持つプログラムの一部分で、ハードウェアとソフトウェアコンポーネントのやりとりを管理、メモリやタスクを制御する。

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