世界の観光地名がわかる事典 「カステル-デルモンテ」の解説 カステルデルモンテ【カステル-デルモンテ】Castel del Monte アドリア海に面したイタリア南部の港町バーリ(Bari、プーリア州の州都・バーリ県の県都)近郊の町アンドリア(Andria)にある城。標高540mの丘陵(きゅうりょう)に白い石造の城郭が建っている。この城は13世紀、当時イタリアを統治していた神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2世が建てた。イスラムと北方ヨーロッパのゴシック様式がミックスした城で、全体が八角形をしていて、8つの塔に8つの八角形の中庭と、「8」づくめの城である。何のために建設され、どういう目的で使用されたかは不詳。世界遺産(文化遺産)に登録されている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報