ウィーバー(Gohn Weaver)(読み)うぃーばー(英語表記)Gohn Weaver

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ウィーバー(Gohn Weaver)
うぃーばー
Gohn Weaver
(1673―1760)

イギリスの舞踊家、舞踊理論家。マイムを伴ったバレエをつくり、「パントマイムの父」といわれた。ダンサーとしてはコミックな役柄を得意とし、振付師としてロンドンのドルリィ・レーン劇場などで『飲み逃げ』『マルスビーナスの恋』などを上演。『舞踊史へのエッセイ』(1712)、『舞踊の解剖学』(1721)、『マイムとパントマイムの歴史』(1728)などの著書がある。またフォイユRaoul-Auger Feuillet(1675―1710)の著書『振付術』を翻訳、出版した。

市川 雅]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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