ウィリアムテル

精選版 日本国語大辞典 「ウィリアムテル」の意味・読み・例文・類語

ウィリアム‐テル

(William Tell 「ウィルヘルム‐テル」の英語形)
[一] 一三世紀末からのスイス独立運動に活躍したとされる伝説上の英雄。弓の名人で、悪代官ゲスラーに強いられて愛児頭上リンゴを射落とす話は有名。
[二] (原題Wilhelm Tell) (一)を題材とした作品。
戯曲。シラー作。五幕一五場。一八〇四年作。日本では明治三八年(一九〇五巖谷小波翻案、演出で「瑞西(スイス)義民伝」として初演
② ロッシーニ作曲の(二)①による四幕のオペラ。一八二九年パリで初演。原題はフランス語で「ギョーム‐テル Guillaume Tell」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android