インド国立博物館(読み)インドこくりつはくぶつかん(英語表記)National Museum of India, New Delhi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インド国立博物館」の意味・わかりやすい解説

インド国立博物館
インドこくりつはくぶつかん
National Museum of India, New Delhi

インド,ニューデリーにある博物館。 1947~48年にロンドンで開催されたインド美術展を契機に,ネルー首相の提唱で 49年に設立された。 60年に現博物館が開館ハラッパー,モヘンジョ・ダロ出土のインダス文明期の遺物マウリヤ朝美術,ガンダーラ,マトゥラならびにクリシュナ川流域イクシュバーク朝の彫刻,ヒンドゥー期のパッラバ朝美術,イスラム期の装飾写本,M.スタイン発掘の中央アジアの遺物,ヒーラーマーニク夫妻寄贈のプレ=コロンビアの美術品などを収蔵する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android