デジタル大辞泉
「よろよろ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
よろ‐よろ
[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) 足どりが確かでなく、よろめくさまを表わす語。
※
平家(13C前)三「歩むやうにはしけれ共、はかもゆかず、よろよろとして出きたり」
※俳諧・貝おほひ(1672)二四番「酒のゑひは、誠に一盃過たるとみえて、足もとはよろよろとよはく侍れども」
[2] 〘形動〙 (一)に同じ。
※
防雪林(1928)〈
小林多喜二〉八「よろよろになった
百姓が、つっ飛ばされるやうに、のめって入ってきた」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報