デジタル大辞泉
「もが」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
も‐が
〘終助〙 (係助詞「も」に終助詞「が」の付いたもの)
文末において、
体言・副詞・形容詞および助動詞「なり」の連用形、
副助詞「さへ」などを受けて、願望を表わす。
※
古事記(712)中・
歌謡「か母賀
(モガ)と わが見し子ら」
※
源氏(1001‐14頃)賢木「それもがと今朝開けたる初花に劣らぬ君が匂ひをぞ見る」
[語誌]上代にも「もが」
単独の形は「もがも」に比して少なく、中古以後は「もがな」の形が圧倒的になる。ただし、
後世にも源実朝や
橘曙覧など万葉調歌人の歌にはしばしば用いられる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「もが」の読み・字形・画数・意味
【画】もが
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報