ふてらっこい(読み)フテラッコイ

デジタル大辞泉 「ふてらっこい」の意味・読み・例文・類語

ふてらっ‐こ・い

[形]《近世江戸語》ふてぶてしい。ずうずうしい。
「禿ども―・いと押して行き」〈柳多留・九〉

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精選版 日本国語大辞典 「ふてらっこい」の意味・読み・例文・類語

ふてらっ‐こ・い

〘形口〙 (「こい」は接尾語)
① 太そうである。また、太い
滑稽本・叶福助略縁記(1805)「同じ直なら中でいっちふてらっこいのを選どれへ」
② ふてぶてしい。ずうずうしい。
※雑俳・川柳評万句合‐明和五(1768)礼六「白酒をふてらっこいとひったくり」

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