なんぼでも

精選版 日本国語大辞典 「なんぼでも」の意味・読み・例文・類語

なんぼ でも

① いくらでも。なんぼうでも。
浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)一〇「顔見る迄はなんぼでも、往なぬ往なむと門打叩き」
程度を無制限に許容・容認する気持をふまえ、それでも不可能だという否定的な表現を導く。絶対に(…しない)。どうしても(…ない)。なんぼうでも。
※浄瑠璃・博多小女郎波枕(1718)上「三味線引やむまでサアサア踊りやといひければ、なんぼでも踊らぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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