どしこむ

精選版 日本国語大辞典 「どしこむ」の意味・読み・例文・類語

どし‐こ・む

[1] 〘自マ四〙 どっと入り込む。押し入る。駆け込む。
※浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)二「踏ん込んでぶち殺せと、一度にどし込む門口の」
[2] 〘他マ四〙 押し込める。つっこむ。たたきこむ。
※雑俳・すがたなぞ(1703)「田舎者・黒木どし込近か飢え」
※夢声半代記(1929)〈徳川夢声祖母の死「早速の一匙を、〈略〉祖母の口へドシ込(コ)んだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報