でいでい(読み)デイデイ

デジタル大辞泉 「でいでい」の意味・読み・例文・類語

でい‐でい

江戸で、雪駄せったなおしがふれ歩く呼び声。また転じて、雪駄なおしを職業とする人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「でいでい」の意味・読み・例文・類語

でい‐でい

[1] 〘感動江戸時代、江戸で雪駄直しがふれ歩く呼び声。でえいでい。でえでえ。〔俚言集覧(1797頃)〕
[2] 〘名〙 その呼び声から、雪駄直しを業とする者。でいでい屋。でえでえ。→ていてい
黄表紙・従夫以来記(1784)「こじき小屋へせった直しを頼みに行。でいでいのせりうり、一切あるかず」

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