ていてい

精選版 日本国語大辞典 「ていてい」の意味・読み・例文・類語

てい‐てい

[1] 〘感動幼児両手を重ねて物を乞う時にいう語。また、幼児に向かって、物をくれるようにいう時に言う。たいたい。てえてえ。
洒落本・青楼楽美種(1775)茶屋てい「『モシ遠さん、上やしゃう』『ていてい』」
[2] 〘名〙 幼児が両手を重ねて物を乞うこと。また、その動作。たいたい。てえてえ。
※雑俳・柳多留‐四六(1808)「お妾の子はていていが上手なり」

てい‐てい

〘名〙 紙屑買い・古着買いの商人。また、その商人たちの呼び声。てんてん。
※浄瑠璃・軍法富士見西行(1745)四「いつもきつけぬ小うさんな古手(ふるて)がていていば、ていど様子を嗅に来た」

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普及版 字通 「ていてい」の読み・字形・画数・意味

】ていてい

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