デジタル大辞泉
「ちんちん電車」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ちんちん‐でんしゃ【ちんちん電車】
〘名〙 (「ちんちん」は、車掌と
運転手との間の合図に、紐を引いて鳴らす鐘の音。また、運転手が線路上の
通行人に警告するために足もとの
ペダルを踏んでも鳴らした) 市街地を走る路面
電車の称。葛原しげる
作詞の
唱歌「電車」(
一九一六)の「チンチン 電車が動き出す ゴウゴウ 町の
真中を」で、
休止を
おかずに歌われたところから生じた
一種の
愛称。
※阿房列車(1952)〈内田百
〉区間阿房列車「チンチンゴウと走るチンチン電車の事である」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報