だいや

精選版 日本国語大辞典 「だいや」の意味・読み・例文・類語

だいや

〘名〙 本職とすることがら。(副に対して)主とすること。また、主となるもの。
※雑俳・川柳評万句合‐宝暦一〇(1760)義二「百番のうちでだいやは浅草寺
洒落本・突当富魂短(1781)深川の遊び「一とをりの客はむしゃうにさわぐをだいやとすれば」
[補注]潁原退蔵は「川柳雑俳用語考」の中で、賭博術語主体の意をもつ「大イヤ」〔洒・浮世の四時〕が語源ではないかと推定している。

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