た徒手(読み)たむなで

精選版 日本国語大辞典 「た徒手」の意味・読み・例文・類語

た‐むなで【た徒手】

〘名〙 (「た」は接頭語) 手に何も持っていないこと。また、その手。むなで。からて。としゅ。
書紀(720)天武元年六月(北野本鎌倉時代訓)「何ぞ一人の兵無くして徒手(タムナテ)にして東(あづま)に入りたまはむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android