しゅっと消える(読み)しゅっときえる

精選版 日本国語大辞典 「しゅっと消える」の意味・読み・例文・類語

しゅっと 消(き)える

それまでの勢いや元気などが急になくなって、気持がしゅんとする。ぺしゃんこにされる。面目まるつぶれとなる。
浄瑠璃・東海道七里艇梁(1775)五「若し違ふては此入兵衛、しゅっと消ねばならぬぞや」
滑稽本浮世床(1813‐23)初「ゑらいどす声できめをったによって、わしもしゅっと消(キエ)て仕舞(しも)た」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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