しても

精選版 日本国語大辞典 「しても」の意味・読み・例文・類語

して‐も

接続先行事柄に対し、後続の事柄が反対対立関係にあることを示す。しかし。だが。それでも。
※虎明本狂言・末広がり(室町末‐近世初)「『あのふるがらかさをとってうせて、あのやうなは身共がだい所にいくつもある。まんまとぬかれてうせた、あっちへうせおれ』『しても京の者がさう申た』」

して‐も

〘副〙 それにしても。とにかく。
咄本・軽口露がはなし(1691)四「してもかしこひ者じゃ、といひけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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