ざっぶ

精選版 日本国語大辞典 「ざっぶ」の意味・読み・例文・類語

ざっぶ

〘副〙 (「ざっぷ」とも。多く「と」を伴って用いる)
① 勢いよく水中に飛びこむ音、また、物が勢いよく水中に投げこまれる音を表わす語。ざんぶ。
狂言記那須の与一(1660)「其時与一馬のふとばらのひたるほど。海にさっふとのりいるる」
浄瑠璃十二段(1698頃)一「弓手のくつを蹴放って。川へざっぶとおとしつつ」
② =ざっぷり
※浄瑠璃・百日曾我(1700頃)一「腰のつがひを横がけに、ざっぷとかけてぞ落としける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android