けいどう

精選版 日本国語大辞典

けい‐どう

〘名〙

① 江戸時代に、私娼窟(ししょうくつ)や賭場に対して行なわれた、町奉行所による不意の手入れ。風紀取締りと公娼の保護のためにとられた処置。捕えられた私娼は刑罰として吉原の遊里に送られた。臨検。けいど。

※雑俳・雲鼓評万句合‐寛延元（1748）「けいどうは蟻の穴から隠し町」

② 邪魔が入ること。さまたげ。けいど。

※咄本・聞上手（1773）初がつほ「初がつほを奢らんと一盃しかけたるところへ、近所から、〈略〉呼にくる。『なむさん、けいどう。コリャ六助、此まま置てゆくぞ、気をつけよ』」

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【導】けいどう

冠の。

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【導】けいどう

いましめ導く。

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【濘】けいどう

小池。

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出典　平凡社「普及版 字通」