デジタル大辞泉
「きんご」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
きんご
〘名〙
① カルタ賭博の一つ。天正カルタ四八枚の中から馬四枚、キリ四枚を除いた四〇枚を使って行なうもの。手札をめくり札と合わせて一五の数を最高とする。きんごふだ。
※
浄瑠璃・
壇浦兜軍記(1732)二「それを
資本(もとで)に女夫連
(めおとづれ)で
金粉(キンゴ)して遊んだら、面白かろではあるまいか」
※
洒落本・
呼子鳥(1779)やました
八景「うしろにゐるあきちから取って十六だアなア、きんごなぞ一本くらったが、きんごでは一本だがないじゃ
てい」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
世界大百科事典(旧版)内のきんごの言及
【かぶ】より
…9が最高点で,〈かぶ〉と呼ぶ。なお,同種の遊びの〈きんご〉は,15を最高点とする。[骨牌(かるた)]【村井 省三】。…
※「きんご」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」