きらめき2号(読み)きらめきにごう

知恵蔵mini 「きらめき2号」の解説

きらめき2号

防衛省Xバンド防衛通信衛星。極超短波Xバンドを用い、既存の民間衛星より高速・大容量の通信ができ画像送信などが可能となる(詳細は未公開)。防衛省が初めて管理・運用する衛星で、2012年度に株式会社ディー・エス・エヌ(代表企業:スカパーJSAT)と事業契約を行い製造を進めてきた。1号が輸送中に損傷し打ち上げ延期となったため2号が先行し、17年1月24日、H2Aロケット32号機により成功裏に打ち上げられた。運用期間は15年間となっている。防衛省は20年度末までに全3基を打ち上げる予定で、全機の運用終了までの総経費は約2300億円とされている。

(2017-1-26)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android