きつきつ

精選版 日本国語大辞典 「きつきつ」の意味・読み・例文・類語

きつ‐きつ

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
※雑俳・柳多留‐一一(1776)「きつきつと払は出るが茶もくれず」
② 痛みなどが脈うつようにつづくさまを表わす語。
人情本・縁結娯色の糸(1839‐48)五「きつきつと、痛むものから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「きつきつ」の読み・字形・画数・意味

】きつきつ

勇壮なさま。高大なさま。また、舟のうごくさま。唐・柳宗元〔晋問〕舟軒昂(けんかう)し、として迴り(めぐ)る。水師(かはるがはる)呼び、聲は(山の)顏に裂く。是(ここ)に於て鼓譟沓集して之れに從ふ。

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】きつきつ

笑う声。

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